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ミコナゾールと免疫不全症候群患者での根気のいる治療

2019年12月01日

真菌感染症として知られる白癬症やカンジダ症はしばしば感染と発症が確認されて治療が必要とされるものです。
白癬症は水虫とも呼ばれ、感染すると根気よく治療を行っていく必要がありますが、感染部位にかかわらず完治が見込めるというのが良い点です。
一方で、カンジダ菌は常在菌であって完治が難しいものの、身体の抵抗力が低下した時にしか発症が認められないことから、うまく症状をコントロールしていくことが難しくないというのが事実です。
いずれの場合においても症状を抑えていくために抗真菌薬が用いられます。

その簡便さと副作用の少なさから外用薬が選ばれることが多く、ミコナゾールはその際に用いられる代表的な抗真菌薬です。
ミコナゾールによる治療を行っている際には塗り残しがあると完治が難しいという欠点があります。
そのため、広めによく擦り込むということが重要になり、根気よく治療を行っていくことが特に白癬症の治療においては重要になります。
治療期間は半年以上になることも珍しくないのが白癬症のち量であり、ミコナゾールを用いれば治ると信じて続けていく気力が大切になります。

一方、カンジダ症の場合にはそれほど長期間の治療が必要にはなりませんが、例外があります。
それは免疫不全症候群の場合であり、慢性的に免疫力が低下してしまっている免疫不全症候群の場合にはカンジダ症の症状が継続して出てしまいやすくなります。
健常人であれば免疫力が回復して、ある程度の数までカンジダ菌が減少すれば自然にコントロールができるようになるでしょう。
しかし、免疫系の細胞が傷害されてしまっている免疫不全症候群の場合には根気よく治療を行っていかなければ治療を達成することができないのです。